IMPACT
投融資事業を通じた
ファイナンシャル・インクルージョンの実現
OUR IMPACT IN NUMBERS
707,344
融資顧客数
1,080,911
融資件数
2,400万
投融資先企業の融資顧客数
(個人)
114万
投融資先企業の融資顧客数
(中小零細企業)
85 %
デジタル・チャネルを通じた
融資の割合
(件数ベース)
USD 1,047
平均融資実行額
OUR IMPACT GOALS
中小零細企業の潜在的な成長力と経済機会の引き出し
適正な雇用と所得創出への貢献
デジタル化を通じた、中小零細企業の
金融サービスへのシームレスな結合の促進
十分な金融サービスを受けられていない個人や世帯(アンダーサーブド層)の生活向上
アンダーサーブド層に対する、適切な金融サービスをはじめとした新技術、基本的なサービス、製品等へのアクセスの提供
アンダーサーブド層における
経済的・社会的なレジリエンスの向上
人々とビジネスをエンパワーすることは我々の使命であるだけでなく、情熱の根源です。私たちは共に、明るい未来に向けて無限の可能性を切り拓いていきます。
森 航介
Chief Executive Officer
Saison International
インパクトはCollective Journey(共同の旅)です。インクルーシブな成長と変化を促し、可能性を高めるという我々のコミットメントは、一見シンプルなようで非常に奥深いものです。
Marie Anna Bénard
Senior Vice President, Head of Impact
ESG
環境・社会・ガバナンスのリスクを投融資判断に組み込む
インパクト
財務的リターンとともに、ポジティブかつ測定可能な社会的・環境的インパクトを生み出す
当社は、投融資先企業の顕在・潜在的なESGリスクを積極的に評価・管理しています。
当社のアプローチは国際基準に準拠し、また投融資プロセスに独自の環境・社会マネジメントシステム(ESMS)を組み込むことで適切に管理しています。
Screening
(スクリーニング)
独自のオリジネーション およびソーシング戦略に基づき、投融資候補先企業の潜在的な環境・社会的ネガティブインパクトを早い段階で特定すべく、適格基準リストに照らし合わせた審査を実行しています。 特定の産業や企業を投融資対象から除外する排除リストの策定 や環境・社会規制への遵守をはじめ、レピュテーション、マネーロンダリング、汚職、贈収賄に関する問題もチェックしています。
Categorization
(分類)
スクリーニングの結果をもとに、投融資候補先企業のリスクレベルを低・中・高の3種類に分類します。この分類は国際金融公社(IFC)も採用している手法であり、各企業の潜在的な環境・社会的ネガティブ・インパクトの重要度、深刻度を事前に把握することが可能となります。
Assessment
(評価)
デューデリジェンスにおいては、国際基準とセクター原則 に基づき開発した社内ツールを活用し、前段で分類したリスクレベルに応じた包括的なESG評価を実施します。評価においては特に現地での視察に重点が置かれています 。
評価により算出されたESGとインパクトのスコアを用いて、必要に応じ主要なESGリスクを軽減するための緩和策を提示します。
Management
(マネジメント)
投融資先企業のリスクレベルに見合った環境・社会マネジメントシステム(ESRM)を構築し、特定されたESGリスクに対する緩和策の実施を促進します。必要に応じて、環境・社会アクションプラン (ESAP)として契約書に明記します。
Monitoring
(モニタリング)
モニタリングにおいては、KPIを含む年次インパクト・ヒアリングシートを用いることで投融資期間中のESGおよびインパクト・パフォーマンスを確認しています。
独自のオリジネーション およびソーシング戦略に基づき、投融資候補先企業の潜在的な環境・社会的ネガティブインパクトを早い段階で特定すべく、適格基準リストに照らし合わせた審査を実行しています。 特定の産業や企業を投融資対象から除外する排除リストの策定 や環境・社会規制への遵守をはじめ、レピュテーション、マネーロンダリング、汚職、贈収賄に関する問題もチェックしています。
スクリーニングの結果をもとに、投融資候補先企業のリスクレベルを低・中・高の3種類に分類します。この分類は国際金融公社(IFC)も採用している手法であり、各企業の潜在的な環境・社会的ネガティブ・インパクトの重要度、深刻度を事前に把握することが可能となります。
デューデリジェンスにおいては、国際基準とセクター原則 に基づき開発した社内ツールを活用し、前段で分類したリスクレベルに応じた包括的なESG評価を実施します。評価においては特に現地での視察に重点が置かれています 。
評価により算出されたESGとインパクトのスコアを用いて、必要に応じ主要なESGリスクを軽減するための緩和策を提示します。
投融資先企業のリスクレベルに見合った環境・社会マネジメントシステム(ESRM)を構築し、特定されたESGリスクに対する緩和策の実施を促進します。必要に応じて、環境・社会アクションプラン (ESAP)として契約書に明記します。
モニタリングにおいては、KPIを含む年次インパクト・ヒアリングシートを用いることで投融資期間中のESGおよびインパクト・パフォーマンスを確認しています。
インパクトマネジメント戦略
戦略的意図
投融資戦略や経営状況と合致した戦略的インパクト目標を決定
オリジネーションと
ストラクチャリング
体系的なアプローチにより予想されるESGリスクとインパクトを評価
ポートフォリオ
管理
投融資案件の進捗状況をモニタリングし、適切に対応
エグジット時の
インパクト
持続可能なインパクトへの影響を考慮したエグジットを実施
SUSTAINABILITY COMMITTEE
気候変動戦略推進 WG
- TCFD提言への賛同など、気候変動をはじめとする環境問題解決に向けた具体的取り組みの強化
- TCFD提言を踏まえた情報開示への対応
DE&I推進 WG
- ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進、およびすべての社員が能力を最大限に発揮できる、働きやすく働きがいのある会社の実現
インパクトWG
- グローバルビジネスにおけるESG・インパクト戦略の推進
- 本社と海外子各社との情報連携による、戦略的かつ横断的なインパクト創出に向けた取り組みの推進
ソーシャルボンド
2022年6月、クレディセゾンは同社初のソーシャルボンドを発行しました。調達した資金は、インドおよび東南アジアの中小・零細企業や個人への融資に充当されています。
ソーシャルボンド起債にあたり、「ソーシャルボンド原則2021」および「ソーシャルボンド・ガイドライン2021年版」に基づく包括的なソーシャルボンドの枠組みを構築し、適格性について外部評価を取得しています。
2023年3月31日現在、ソーシャルボンドで調達した資金により、以下のインパクトを創出しました。
102.3億円
融資残高
11.2万
融資件数
(現在残高有)
1,100万
融資実行数
1,700万
融資顧客数
83.8万
中小零細企業数
7.5万
現地ノンバンクやFinTech事業者の従業員数
ソーシャルボンドの詳細はこちらからご覧ください:英語, 日本語
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気候変動への取り組み
気候変動問題はサステナビリティ経営上の重要課題です。クレディセゾングループでは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に沿って気候関連の財務情報を積極的に開示しています。
2021年より、クレディセゾンは株式会社ウェイストボックスと提携し、気候変動に関連するリスクや機会が事業活動に与える影響を評価、分析、開示しています。
評価結果はこちらから覧いただけます。
クレディセゾン主導のもと 、当社は測定対象を新興市場へ広げました。2023年からは、ESGレポーティングとサステナビリティ管理ソフトのリーディングカンパニーであるStepChange社と提携し、Kisetsu Saison Finance (India) Pvt. Ltd. (Credit Saison India)の包括的な気候変動リスク評価を実施しています。TCFD提言に従い、サプライチェーン排出量を含むCO2排出量を算出し、ロードマップを策定しています。
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